ベトナム語で「あなた」と呼ぶには
まず、誰が誰に話しているかを考えましょう。bạnは同年代の例で便利ですが、年長者、先生、顧客、親しい家族の誰にでも使えるわけではありません。anhやchịは少し年上の相手に、emは年下の相手に使うことがよくあります。家族関係、地域、親しさ、場面によって適切な組み合わせは変わります。相手が自分をどう呼び、あなたをどう呼ぶかに耳を傾けましょう。
- tôi
- 私 — 比較的中立または丁寧な一般的表現ですが、唯一の選択肢ではありません。
- bạn
- あなた — 同年代の相手に;「友人」という名詞でもあります。
- anh
- 兄;適切な関係では、年上の男性への呼びかけや本人の自称にも使います。
- chị
- 姉;適切な関係では、年上の女性への呼びかけや本人の自称にも使います。
- em
- 年下のきょうだい;適切な関係では、年下の人への呼びかけや本人の自称にも使います。
呼びかけの組み合わせを両側から覚える
成人した年下の女性が、少し年上の成人女性と話す場面を想像してください。chị/emで呼び合う場合、年下の人は自分をem、相手をchịと呼びます。年上の女性が返事をするときは、自分をchị、相手をemと呼びます。同じ関係でも、年下の人が話すときはemが「私」、chịが「あなた」を表し、年上の人が話すときはchịが「私」、emが「あなた」を表します。
- Em cảm ơn chị.
- 年下の話し手:「ありがとう」— emは私、chịはあなた。
- Chị giúp em.
- 年上の女性の返事:「あなたを手伝います」— chịは私、emはあなた。
- Anh giúp em.
- 同様のanh/emの組み合わせで、年上の男性が「あなたを手伝います」と言っています。
親族を表す言葉は年齢だけで決まらない
Cô、chú、bác、ông、bàは親族を指すだけでなく、呼びかけにも使われます。選択は単純な年齢計算ではなく、関係や社会的な場面によります。名前や職業上の肩書きも使われます。一つの語がいつも「あなた」を表す、あるいは年上の人には誰でも同じ呼び方をする、と決めつけないようにしましょう。
聞き手を含む「私たち」と含まない「私たち」を区別する
Chúng taは聞き手を含む「私たち」です。Chúng tôiは通常、聞き手を含みません。誘いや予定を説明するときに、この違いが大切です。ほかにも複数形や親しい場面での表現があります。「私たち」を表す語を日本語の「私たち」と一律に置き換えるのではなく、誰がその集団に含まれるかをまず理解しましょう。
- Chúng ta học tiếng Việt.
- 私たちはベトナム語を勉強します — 話しかけられた相手を含みます。
- Chúng tôi học tiếng Việt.
- 私たちはベトナム語を勉強します — 話し手側の集団で、聞き手は含みません。
単語だけでなく関係性を考えて練習する
2人の役を決め、あいさつを交わしてから、役を入れ替えて返事をしましょう。依頼やお礼でも同じ呼び方の組み合わせを保ちます。実際の会話で迷ったら、どう呼べばよいか尋ね、相手の希望に合わせましょう。映画に出てくる親しげな呼び方や対立的な呼び方は、知らない人への無難な選択ではありません。
例を試す
- bạn
- あなた;友人 — 同年代の相手に使う例
- chị
- 年上の女性;コースの丁寧なやりとりでは「あなた」
- em
- 年下の人;同じやりとりでは「私」
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